2024年度の入門ゼミは春学期に対面で開講します。
新型コロナウイルス感染症への愛知大学の対応についてはこちらをご覧ください。

新入生の皆さん、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

経営学部 教員一同

 


入門ゼミとは

経営学部におけるホームルーム・学級活動(学活)のようなもので、「大学での学び」を練習する場です。担当者ごとに運営スタイルは異なりますが、多くは「書くこと」「聴くこと」「話すこと」の練習になります。友達作りの場としても有効でしょう。積極的に参加・履修してください。

入門ゼミは履修の手続きが少し特殊で、履修登録よりも前に希望クラスを回答する必要があります。回答期間・場所は以下の通りです。
・回答期間:4月2日(火)16時00分まで(新入生歓迎会の直後です!)
・回答場所:LiveCampus
・結果発表:早ければ2日(火)19時、間に合わなければ3日(水)正午
手続きを間違えないよう、以下のドキュメントにも必ず目を通しておいてください。
2024年度「入門ゼミ」の希望クラスの選び方

ここから先には、担当者、およびテーマと概要を記します。

 


曜日・時限と担当者の一覧

担当者の名前をタップ/クリックすると、テーマの説明に移ります。名前の前のカッコ内はクラス番号です。


(01)武藤
(02)山本
(06)小野
(07)為廣
(08)地村
(13)大槻
(14)郭
(15)田中
(16)本多
(17)吉本

(03)池田
(04)古川
(05)水野
(09)太田
(10)木村
(11)下村
(12)土屋
(18)粥川
(19)栗濱
(20)田子
(21)冨増
(22)冨村
(23)山田

 


テーマ一覧

月曜1限

(01) 武藤 明弘

【大学の勉強に必要な基本的スキルを確認してみよう】

大学での勉強に必要な基本的スキルは、高校までに身につけた勉強のスキルと全く違ったものというわけではなく、それに何かが少し加わったという感じのものです。とはいえ、その「加わった」部分が勉強に影響することが結構あります。特にそうした「加わった」部分を中心に、改めて自分のスキルの確認を行い、これから4年間の学び(そしてその後の社会人としての活動)に対応できる「土台」を作り上げていきましょう。

 

(02) 山本 大造

【「働くこと」を通じて、会社の現実を学ぶ】

このクラスでは、基礎的なワークルールの学習を通じて、アルバイトや就職活動に役立つ知識の修得を目指します。職場でのトラブルに巻き込まれないためのヒントや友人・知人にアドバイスできる知識も身につけることができると思います。授業では、プレゼンテーション能力の土台にもなる本を読むスキルを重視します。読解スキルのブラッシュアップに関心のある学生に受講をおすすめします。

※このゼミでは教科書を使用します。
教科書は第1回のゼミで皆さんと相談して決めます。1,000円前後の書籍を予定しています。

 


月曜2限

(03) 池田 幸典

【大学での学びの方法を身につけよう】

大学では、従来のように答えのある問題を効率よく解いていくことも必要であるが、それ以上に、答えの決まっていない問題に対して自分なりの方法で考えていくことの方が重要である。また、複数人のチームワークによって、プレゼンテーションを行ったり、分担して問題を考えたりすることも重要である。そこで、ここでは、受講者(または受講者のチーム)によるプレゼンテーションやディスカッションを通じて、特定のテーマについて考えてもらうことで、大学における学びの方法をマスターしていく。

 

(04) 古川 邦之

【ここはあえて自然科学のゼミ】

このゼミでは自然科学を楽しむことを目的として、ゼミ生が発表したり、みんなで実験をしたりします。休日に野外活動を行うこともあります。野外では足場の悪い岩場を登り降りするので、多少の運動能力や体力が必要です。前回は岐阜県七宗町と知多半島篠島に行きました。今回の野外活動は4/27土(予備日4/28日)の予定です。また学生同士が仲良くなるように、グループごとに食事会、1日名古屋観光などの企画も行いました。野外活動の名古屋からの合計の交通費は7500円程度で、他に食事会、1日名古屋観光でももちろん出費があります。アクティブかつ勉学意欲にあふれる学生におすすめします。

 

(05) 水野 孝彦

【会計学へのアプローチ】

大学で会計学をはじめて学ぶ人も多いと思います。まずは、講義をしっかり聞いて、少しずつ専門知識を身につけ、将来は資格の取得につなげたいと考えている人もいるのではないでしょうか。この入門ゼミでは、少しでも会計学に関心をもってもらいたいという思いで、初学者向けのテキストを使って、会計学という学問への1つの道標となるような基本的なものの見方や考え方をみなさんと共有していきたいと思います。輪読、プレゼン、グループディスカッションなどを想定しています。また、入門ゼミを通じて、一人でも多くの友人を作って欲しいと思います。

※このゼミでは教科書を使用します。
川本淳・野口昌良他著、「はじめて出会う会計学」(第3版)、有斐閣、2022、ISBN9784641221970

 


火曜1限

(06) 小野 良太

【わたしのポテンシャルが見えてきた!】

【先輩からのフィードバック】ゼミの課題に取り組んでいると、自身の過去に起きた出来事を思い出したり自分の性格について考えたりするので、自分自身について考える機会が自然に増えていった;他の講義ではなかなか自分を見直すきっかけは作ってくれないと思うので、第1希望でこのゼミを選んで正解だった;本ゼミを通して大学に対する認識が180度変わった。大学は専門知識を学ぶだけの場所ではなく、自己成長など学習面以外も育てる場所であると分かった;本ゼミで自分が成長できた点は、誰かのために行動することができるようになったこと;ゼミを通して、一度きりの人生を精一杯悔いなく生きたいと思うようになった。そして、大学生活4年間に対する向き合い方も変わり、これから先の人生、楽しいことが待っているような気がしわくわくする日々が続くようになった。

※このゼミでは教科書を使用します。
スペンサー・ジョンソン著、「チーズはどこへ消えた?」、扶桑社、2000、ISBN9784594030193

 

(07) 為廣 吉弘

【Pubフェスに出場しよう:大学レベルで調べる・読む・書く・議論する・プレゼンするために】

「女性はなぜ缶コーヒーを飲まないのか?」このような素朴な疑問も、大学生が取り組むと立派な研究になります。一体どうすればいいのか?このゼミでは、研究を進める基礎的な作法を学び、実際にグループに分かれて自分たちで課題を設定し、議論・調査・発表を行います。希望者は、研究結果を経営学部のPubフェス(12月)で発表しましょう。

 

(08) 地村 みゆき

【大学で学ぶための基礎スキルを身につけよう】

充実した大学生活を送るには、大学の施設やサービスについて知ることなどの情報収集力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力、自己分析力、語学力などの様々なスキルが必要になってきます。この入門ゼミでは、個人、ペアやグループでの調査、ゼミ発表などを通して、そうした知識やスキルを身につけられるように活動します。担当者は語学教員なので、楽しい語学学習の仕方なども紹介していきたいと思います。これからの皆さんの大学生活が充実したものになるよう、一緒に楽しくゼミ活動を組み立てていきましょう。

※このゼミでは教科書を使用します。
日経HR編集部編、「大学1、2年生の間にやっておきたいこと 学就BOOK」(改訂第5版)、日経HR、2023、ISBN9784296117635

 


火曜2限

(09) 太田 幸治

【ミュージカル『キャッツ』の舞台を観に行き、その作品のマーケティングを考えよう!】

この入門ゼミでは劇団四季の『キャッツ』を2024年4月27日(土)17時半(実費:約6,000円)に観に行き、この作品のマーケティングを考え、実践します。このゼミでは、実際にミュージカルの舞台を観にいくのみならず、4月のゼミ開講と同時にグループワークを開始し、愛大生がミュージカルを観に行きたくなるようなマーケティングを考え、それを実践します。ゆえにこのゼミはミュージカル鑑賞の金銭、時間(上記日時は確定)、授業時間外のグループワークの時間を節約したい学生、学友の話を聞くのが苦手な学生には向きません。またこのゼミでよりよく学ぶために「流通論」、「演劇と人間」(火曜6限)を履修して下さい。ミュージカルもマーケティングも楽しいよ。

 

(10) 木村 充位

【大学でのレポートの書き方、調べ方、発表方法を学ぶ】

これまでの文章の書き方と大学での文章の書き方は大きく変わります。では、どのような点で違うのでしょうか。ここではその大学でのレポートの書き方を以下の教科書を使って、勉強します。まず、発表担当者を決めて、教科書の内容をまとめて大学でのレポートの書き方を発表してもらいます。次に、勉強した内容を元にグループでそれぞれが興味のあるテーマを調査し、レポート作成と発表を行います。

※このゼミでは教科書を使用します。
吉田健正著、「大学生と大学院生のためのレポート・論文の書き方」(第2版)、ナカニシヤ出版、2004、ISBN9784888488686

 

(11) 下村 武

【大学での学びの基本を身につけよう/本を作る体験をしてみよう】

このゼミでは、大学で学ぶ上で必要な基本スキル(理解する力、分析する力、行動する力、伝える力)を身につけることを目指します。メディアリテラシーについて考えたり、自分の興味や関心のある分野、将来の仕事などについてクラスのメンバーとのグループワークやディスカッション、プレゼンテーションを行います。同じゼミの学生と一緒に、大学の学びの基本を身につけましょう。

また実際に本の編集/出版にたずさわる外部講師をまねいて、ゼミのメンバーでグループに分かれて本を作る体験をします。グループで作成したものを8月のオープンキャンパスで展示する予定です。学外授業ではJICA中部(独立行政法人 国際協力機構)の施設の見学を予定しています。

※このゼミでは教科書を使用します。
伊藤亜沙著、「目の見えない人は世界をどう見ているのか」、光文社(光文社新書)、2015、ISBN9784334038540

 

(12) 土屋 仁志

【「プレゼンテーション」・「ディスカッション」・「デザインシンキング」】

大学生活の中で最も重要と言われているのが1年生の春学期です。このゼミでは15週間を通して「プレゼンテーション」・「ディスカッション」・「デザインシンキング」といった経営やビジネスをする上での3つの重要なスキルを身につけることを目的としています。大学入学と共に“今までとは違う新しい自分を作りたい”と思う学生が集うゼミです。ビジネス・プロフェッショナルの道への第一歩がここにあります。

 


金曜1限

(13) 大槻 隆

【契約書の読み方について】

藪田崇之著『起業家が知らないとヤバい契約書の読み方』(秀和システム)をテキストにして、毎回順次テキストの読んだ指定部分の内容と理解したことをグループで発表・説明して、聴取者が疑問点を質問したり議論して、参加者全員が内容の理解を深めることで、グループでの活動と共同での研究発表を学びます。

※このゼミでは教科書を使用します。
藪田崇之著、「起業家が知らないとヤバい契約書の読み方」、秀和システム、2020、ISBN9784798059471

 

(14) 郭 万里

【社会の課題発見力と解決力を身に付けましょう】

この入門ゼミでは、経営学部が掲げる「人材育成」の目標を基づいて行います。具体的には、次の2つの項目があります。ひとつは、広い視野と豊かな教養を備えるために、本学の「建学精神の理解、学科教育の動機づけ、大学での勉強の仕方」等を説明します。もう1つは、経営学の専門的な知識を活かしつつ、実社会において主体的に活躍できる人材となるために、「情報収集の仕方、レジュメの作り方」等を学習します。そして、関心がある社会現象とそれらが抱える課題等について、身近なこととして考え、理解すると共に、グループワークで今後の方向性について自分の意見を持ち、他者と意見交換ができるプレゼンテーション能力を身に付けていきます。

※このゼミでは教科書を使用します。
日経HR編集部編、「日経キーワード2024-2025」、日経BP、2023、ISBN9784296119448

 

(15) 田中 英式

【経営学の基礎を学びながら、論理的思考とプレゼンテーション能力をトレーニングしよう!】

この入門ゼミでは、経営学の基礎を学びながら、論理的思考とプレゼンテーション能力をトレーニングすることを目的としています。ゼミは2部構成になっています。第1部では、大学での勉強の仕方や将来の就職活動についてなど、皆さんがこれから充実した4年間を過ごすためのガイダンスを行います。第2部では、経営学の中でも特に競争戦略論を取り上げ、グループワークや報告・ディスカッションを通じて、皆さんの論理的思考とプレゼンテーション能力をトレーニングしていきます。大学での報告・議論の仕方を学びたい人、これから経営学部で充実した4年間を送りたいと考えている人にお勧めします。テキストはありません。毎回、レジュメや資料を配布します。

 

(16) 本多 毅

【大学での学びの技法を知ろう】

大学での学びのポイントは、自ら課題を発見し、その解決方法について考える技法にあります。この時間はそれに慣れてもらう準備作業として、ゼミメンバーでグループを作り、こちらから提示する課題(テーマ)に取り組み、結論、解決案をグループ毎に発表してもらいます。テーマについては、日常生活にある「楽しそうな」もの、「思考実験」、これから学ぶ企業経営にかかわる「少し専門的な」ものなど色々なものをこちらで用意します。皆で協力して、限られた時間で情報を収集、分析し、解決案を決定するディスカッション・スキル、それを相手に説得的に説明するプレゼンテーション・スキルを身につけてもらえればと思います。

 

(17) 吉本 理沙

【持続可能なまちづくり】

研究テーマについて、最終回ではみなさんが一人で研究プレゼンを行います。そのための準備として、Webや図書館のデータベースでの資料収集、フィールドワーク、ワークショップ、ディベートなどを行います。自分の考えをまとめ、発言すること、ゼミの仲間とそれを共有すること、それを受けて、さらに発展させていこうという気概のある人を募集します。

 


金曜2限

(18) 粥川 和枝

【業界研究にトライしてみよう!グループワークで新しい友だち作ろう!】

入学おめでとう。これからみなさんには、経営学部の学生として、業界や企業についてぜひ関心を持ってほしいと思います。その手始めとして、グループで興味のある業界や企業について調べ、プレゼンしてもらいます。プレゼンの資料収集のため、図書館データベースの使い方なども学んでもらいます。これからの大学生活でも、提出レポート作成などのための資料収集に役立ちます。

あと入門ゼミでは、グループワークを通じて、新しい友だちを作ってほしいと思います。できるだけグループ替えを行いますので、グループで話し合いをしたり、空き時間に集まったりして、いろいろな人と仲良くなってください。

 

(19) 栗濱 竜一郎

【ものの見方や考え方を広げよう‐発表を通して‐】

当ゼミは、発表を通して視野を広げることを目的としています。視野を広げることによって、ものの見方や考え方は変わり、柔軟に対応することができます。当ゼミでは、個人発表およびグループ発表などを通して、自分の知らないことを学び、人の意見などを柔軟に受け入れ、自分の視野の範囲を広げていきます。なお、発表テーマはその都度話し合いで決めていきます。意欲的にいろいろなことに取り組みたい学生にお勧めします。

 

(20) 田子 晃

【自分達が自由に選んだニュースを題材にしたプレゼンテーション&ディスカッション】

このゼミでは、基本的に以下のようなグループワークを実施します。①まず、担当グループが自分達で自由に選んだニュースについての発表を行います。②次に、グループ毎に当該ニュースについてディスカッションを行い、各グループの意見を発表します。③最後に、全体でディスカッションを行います。このゼミの目標は、与えられたテーマに対して論理的思考ができること及び、それらを相手にわかりやすく伝えられることです。

ゼミの活動は基本的にグループワークですが、グループを定期的に入れ替え、なるべく多くの学生との交流の機会を設けるようにしています。ぜひ積極的に交流してください。

 

(21) 冨増 和彦

【企業のSDGs対応について】

SDGs対応を企業活動ではCSR:企業の社会的責任と呼ぶこともあります。どのような活動を行っているのか、どのように情報を伝えているのか、事例を中心に調べて行きます。

 

(22) 冨村 圭

【「ファイナンス」を通して、社会科学の基礎を学ぼう】

本ゼミナールでは「ファイナンス」を通して、社会科学の基礎を学びます。書籍や論文、レポートの読み方、統計資料の収集方法、論理的思考の方法、パワーポイント資料の作り方などです。また、職場見学会も予定しています。

 

(23) 山田 浩喜

【名古屋の商業施設にはどのような特徴があるのか?】

私たちの周りには、百貨店やショッピングセンターなどたくさんの商業施設があり、自由に買物をすることができます。入門ゼミでは、それぞれの商業施設の特徴について「現地視察」、「グループワーク」、「グループ発表」を通じて学んでいきます。また、グループ活動を通じて、学生間の交流も深めてもらいたいと考えています。