2023年度の入門ゼミは春学期に対面で開講します。
新型コロナウイルス感染症への愛知大学の対応についてはこちらをご覧ください。

新入生の皆さん、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

経営学部 教員一同

 


入門ゼミとは

経営学部におけるホームルーム・学級活動(学活)のようなもので、「大学での学び」を練習する場です。担当者ごとに運営スタイルは異なりますが、多くは「書くこと」「聴くこと」「話すこと」の練習になります。友達作りの場としても有効でしょう。積極的に参加・履修してください。

入門ゼミは履修の手続きが少し特殊で、履修登録よりも前に希望クラスを回答する必要があります。回答期間・場所は以下の通りです。
・回答期間:4月3日(月)15時30分まで(新入生歓迎会の直後です!)
・回答場所:LiveCampus
・結果発表:早ければ4日(火)19時、間に合わなければ5日(水)正午
手続きを間違えないよう、以下のドキュメントにも必ず目を通しておいてください。
2023年度「入門ゼミ」の希望クラスの選び方

ここから先には、担当者、およびテーマと概要を記します。

 


曜日・時限と担当者の一覧

担当者の名前をタップ/クリックすると、テーマの説明に移ります。名前の前のカッコ内はクラス番号です。


(01)武藤
(02)山本
(07)小野
(08)為廣
(15)郭
(16)田中
(17)本多
(18)山田
(19)吉本

(03)池田
(04)古川(邦)
(05)水野
(06)横井
(09)一木
(10)太田
(11)木村
(12)神頭
(13)土屋
(14)古川(千)
(20)粥川
(21)下村
(22)田子
(23)冨増

 


テーマ一覧

月曜1限

(01) 武藤 明弘

【大学の勉強に必要な基本的スキルを確認してみよう】

大学での勉強に必要な基本的スキルは、高校までに身につけた勉強のスキルと全く違ったものというわけではなく、それに何かが少し加わったという感じのものです。とはいえ、その「加わった」部分が勉強に影響することが結構あります。この授業では、特にそうした「加わった」部分を中心に、改めて自分のスキルの確認を行い、これから4年間の学び(そしてその後の社会人としての活動)に対応できる「土台」を作り上げていってもらいます。

 

(02) 山本 大造

【「働くこと」を通じて、会社の現実を学ぶ】

このクラスでは、基礎的なワークルールの学習を通じて、アルバイトや就職活動に役立つ知識の修得を目指します。職場でのトラブルに巻き込まれないためのヒントや友人・知人にアドバイスできる知識も身につけることができると思います。授業では、プレゼンテーション能力の土台にもなる本を読むスキルを重視します。読解スキルのブラッシュアップに関心のある学生に受講をおすすめします。

※このゼミでは教科書を使用します。
教科書は第1回のゼミで皆さんと相談して決めます。1,000円前後の書籍を予定しています。

 


月曜2限

(03) 池田 幸典

【大学での学びの方法を身につけよう】

大学では、従来のように答えのある問題を効率よく解いていくことも必要であるが、それ以上に、答えの決まっていない問題に対して自分なりの方法で考えていくことの方が重要である。また、複数人のチームワークによって、プレゼンテーションを行ったり、分担して問題を考えたりすることも重要である。そこで、ここでは、受講者(または受講者のチーム)によるプレゼンテーションやディスカッションを通じて、特定のテーマについて考えてもらうことで、大学における学びの方法をマスターしていく。

 

(04) 古川 邦之

【大学の中と外で感じる自然科学】

担当者の専門は地球科学です。このゼミでは学内で実験などを楽しむと共に、できるだけ学外に出かけて自然観察や体験の面白さをみんなで共有したいと考えています。活動は日帰りで土曜や日曜を使います。そのため土日をほぼ空けられない人は履修しないでください。野外では足場の悪い岩場の登り降りや長時間歩くこともあるので、多少の運動能力や体力が必要です。また何よりも好奇心旺盛であることを求めます。移動には公共交通機関を利用しますが、費用は自己負担です。一緒に地球の作り出した雄大な景色を楽しみましょう。
(4/29土 (予備日4/30日)は野外活動の予定です)

 

(05) 水野 孝彦

【会計学へのアプローチ】

大学で会計学をはじめて学ぶ人も多いと思います。まずは、講義をしっかり聞いて、少しずつ専門知識を身につけ、将来は資格の取得につなげたいと考えている人もいるのではないでしょうか。この入門ゼミでは、少しでも会計学に関心をもってもらいたいという思いで、初学者向けのテキストを使って、会計学という学問への1つの道標となるような基本的なものの見方や考え方をみなさんと共有していきたいと思います。輪読、プレゼン、グループディスカッションなどを想定しています。また、入門ゼミを通じて、一人でも多くの友人を作って欲しいと思います。

※このゼミでは教科書を使用します。
川本淳・野口昌良他著「はじめて出会う会計学」(第3版)、有斐閣、2022、ISBN9784641221970

 

(06) 横井 桃子

【ジェンダーを学び、活かす】

このゼミでは、さまざまな教材や現地調査をもとに、ジェンダーについて学びます。ジェンダーというと堅苦しいと思うかもしれません。しかし実は、私たちが普段何気なくお店で手にする商品も、ジェンダーの視点を得ると違って見えてきます。ひいてはそれが経営学の研究や社会人としての生活に役立つはずです。

ゼミでは、グループワークやディスカッションを重ね、簡単なプレゼンをする、という流れを繰り返しおこないます。活発に交流し、楽しく議論をしましょう。

 


火曜1限

(07) 小野 良太

【自分の中の伸びしろ(未来へのポテンシャル)を発見しよう】

大学は、知識を獲得することに留まらず、その後の社会人としての活躍と成長の基礎を造る場です。そして、基礎造りに不可欠なのが、現在までの自分を把握した上で、これからの伸びしろに目を向けることです。自分の中の更なる伸びしろ(未来へのポテンシャル)が見えてきたら、これから始まる大学生活がとてもポジティブなものになっていくはずです。このゼミでは、グループワークとディスカッションを組み合わせたインターラクティブなコミュニケーションを通して、あなたの活躍と成長の基礎造りを助けます。

 

(08) 為廣 吉弘

【Pubフェスに出場しよう:大学レベルで調べる・読む・書く・議論する・報告するためのトレーニング】

「女性はなぜ缶コーヒーを飲まないのか?」このような素朴な疑問も、大学生が取り組むと立派な研究になります。一体どうすればいいのか?このゼミでは、研究を進める基礎的な作法を学び、実際にグループに分かれて自分たちで課題を設定し、議論・調査・発表を行います。希望者は、研究結果を経営学部のPubフェス(12月)で発表しましょう。

※このゼミでは教科書を使用します。
佐藤望・湯川武他著「アカデミック・スキルズ」(第3版)、慶應義塾大学出版会、2020、ISBN9784766426564

 


火曜2限

(09) 一木 毅文

【経営学部での4年間を楽に過ごすことを考える】

この入門ゼミでは、経営学部での4年間をどのように過ごすかを考えます。また、学生が意味のある時間を過ごしながらも、できるだけ楽に過ごせるようにするにはどうすればいいか、その方法を考えたり、そのための力をつけたり、環境を整えたりすることを狙います(「楽に」ということは「手を抜く」わけではなく、しっかりやるけど無駄な労力や時間やカネを使わないという意味です)。このテーマを考えることも実は経営学の基礎を学ぶことになり(そうなるように担当者がアレンジします)、この学びとその学んだことの発表を通して、論理的思考力・プレゼン能力・グループワークの仕方・議論の仕方等も学んでいきます。

経営学部でやりたいことがある人も、まだない人も、どちらも歓迎します。これからの4年間をどのように過ごすかを一緒に考えていきましょう。

 

(10) 太田 幸治

【ミュージカル『キャッツ』の舞台を観に行き、その作品のマーケティングを考えよう!】

この入門ゼミでは劇団四季の『キャッツ』を2023年5月13日(土)17時半(実費:約5,000円)に観に行き、この作品のマーケティングを考え、実践します。このゼミでは、実際にミュージカルの舞台を観にいくのみならず、4月からグループワークを開始し、愛大生がミュージカルを観に行きたくなるようなマーケティングを考え、それを実践します。ゆえにこのゼミはミュージカル鑑賞の金銭、時間(上記日時は確定)、授業時間外のグループワークの時間を節約したい学生、学友の話を聞くのが苦手な学生には向きません。またこのゼミでよりよく学ぶために「流通論」、「演劇と人間」(火曜6限)を履修して下さい。ミュージカルもマーケティングも楽しいよ。

 

(11) 木村 充位

【大学でのレポートの書き方、調べ方、発表方法を学ぶ】

これまでの文章の書き方と大学での文章の書き方は大きく変わります。では、どのような点で違うのでしょうか。ここではその大学でのレポートの書き方を以下の教科書を使って、勉強します。まず、発表担当者を決めて、教科書の内容をまとめて大学でのレポートの書き方を発表してもらいます。次に、勉強した内容を元にグループでそれぞれが興味のあるテーマを調査し、レポート作成と発表を行います。

※このゼミでは教科書を使用します。
吉田健正著「大学生と大学院生のためのレポート・論文の書き方」(第2版)、ナカニシヤ出版、2004、ISBN9784888488686

 

(12) 神頭 広好

【観光とまちづくり】

ゼミ生が旅行した都市、理想とするまち、都市経営について議論する。

 

(13) 土屋 仁志

【ビジネス・プロフェッショナルへの道】

1年生の時点でビジネスの基礎となる「プレゼンテーション」・「ディスカッション」・「ロジカルシンキング」のスキルを身につける。

 

(14) 古川 千歳

【大学における学びの基礎作り】

大学では、何をすべきか自ら考えて行動することが求められます。この入門ゼミでは、グループワークやディスカッションを通じて、大学における学びについて皆さんと一緒に考えていきます。また、個人発表およびグループ発表の機会を設け、プレゼンテーションのスキルも磨いていきます。なお、入門ゼミの進め方については、ゼミ生の皆さんと相談します。積極的かつ意欲的に取り組む学生の皆さんたちと、一緒に学ぶことを楽しみにしています。

 


金曜1限

(15) 郭 万里

【社会の課題発見力と解決力を身に付けましょう】

この入門ゼミでは、経営学部が掲げる「人材育成」の目標を基づいて行います。具体的には、次の2つの項目があります。ひとつは、広い視野と豊かな教養を備えるために、本学の「建学精神の理解、学科教育の動機づけ、大学での勉強の仕方」等を説明します。もう1つは、経営学の専門的な知識を活かしつつ、実社会において主体的に活躍できる人材となるために、「情報収集の仕方、レジュメの作り方」等を学習します。そして、関心がある社会現象とそれらが抱える課題等について、身近なこととして考え、理解すると共に、グループワークで今後の方向性について自分の意見を持ち、他者と意見交換ができるプレゼンテーション能力を身に付けていきます。

※このゼミでは教科書を使用します。
日経HR編集部編「日経キーワード2023-2024」、日経BP、2022、ISBN9784296116089

 

(16) 田中 英式

【経営学の基礎を学びながら、論理的思考とプレゼンテーション能力をトレーニングしよう!】

この入門ゼミでは、経営学の基礎を学びながら、論理的思考とプレゼン能力をトレーニングすることを目的としています。ゼミは2部構成になっています。第1部では、大学での勉強の仕方や将来の就職活動についてなど、皆さんがこれから充実した4年間を過ごすためのガイダンスを行います。第2部では、経営学の中でも特に戦略論を取り上げ、グループワークや報告・議論を通じて皆さんの論理的思考とプレゼンテーション能力をトレーニングしていきます。大学での報告・議論の仕方を学びたい人、これから経営学部で充実した4年間を送りたいと考えている人にお勧めします。テキストはありません。毎回、レジュメや資料を配布します。

 

(17) 本多 毅

【大学での学びの技法を知ろう】

大学での学びのポイントは、自ら課題を発見し、その解決方法について考える技法にあります。この時間はそれに慣れてもらう準備作業として、ゼミメンバーでグループを作り、こちらから提示する課題(テーマ)に取り組み、結論、解決案をグループ毎に発表してもらいます。テーマについては、日常生活にある「楽しそうな」もの、「思考実験」、これから学ぶ企業経営にかかわる「少し専門的な」ものなど色々なものをこちらで用意します。皆で協力して、限られた時間で情報を収集、分析し、解決案を決定するディスカッション・スキル、それを相手に説得的に説明するプレゼンテーション・スキルを身につけてもらえればと思います。

 

(18) 山田 浩喜

【名古屋の商業施設にはどのような特徴があるのか?】

私たちの周りには、百貨店やショッピングセンターなどたくさんの商業施設があり、自由に買物をすることができます。入門ゼミでは、それぞれの商業施設の特徴について「現地視察」、「グループワーク」、「グループ発表」を通じて学んでいきます。また、グループ活動を通じて、学生間の交流も深めてもらいたいと考えています。

 

(19) 吉本 理沙

【持続可能なまちづくり】

研究テーマについて、最終回ではみなさんが一人で研究プレゼンを行います。そのための準備として、Webや図書館のデータベースでの資料収集、フィールドワーク、ワークショップ、ディベートなどを行います。自分の考えをまとめ、発言すること、ゼミの仲間とそれを共有すること、それを受けて、さらに発展させていこうという気概のある人を募集します。

 


金曜2限

(20) 粥川 和枝

【業界研究にトライしてみよう!グループワークで新しい友だち作ろう!】

入学おめでとう。これからみなさんには、経営学部の学生として、業界や企業についてぜひ関心を持ってほしいと思います。その手始めとして、グループで興味のある業界や企業について調べ、プレゼンしてもらいます。プレゼンの資料収集のため、図書館データベースの使い方なども学んでもらいます。これからの大学生活でも、提出レポート作成ための資料収集に役立ちます。

あと入門ゼミでは、グループワークを通じて、新しい友だちを作ってほしいと思います。できるだけグループ替えを行いますので、グループで話し合いをしたり、空き時間に集まったりして、いろいろな人と仲良くなってください。

 

(21) 下村 武

【大学での学びの基本を身につけよう/本を作る体験をしてみよう】

このゼミでは、大学で学ぶ上で必要な基本スキル(理解する力、分析する力、行動する力、伝える力)を身につけることを目指します。メディアリテラシーについて考えたり、自分の興味や関心のある分野、将来の仕事などについてクラスのメンバーとのグループワークやディスカッション、プレゼンテーションを行います。同じゼミの学生と一緒に、大学四年間の学びの基本を身につけましょう。

また実際に本の編集/出版にたずさわる外部講師をまねき、ゼミのメンバーでグループに分かれて本を作る体験をし、グループで作成したものを8月のオープンキャンパスで展示します。学外授業ではJICA中部(独立行政法人 国際協力機構)の施設の見学を予定しています。

※このゼミでは教科書を使用します。
伊藤亜沙著「目の見えない人は世界をどう見ているのか」、光文社(光文社新書)、2015、ISBN9784334038540

 

(22) 田子 晃

【自由に選んだニュースを題材にしたプレゼンテーション&ディスカッション】

このゼミは基本的に以下のようなグループワークを実施します。①まず、担当グループが、自由に選んだニュースについて発表を行います。②次に、グループ毎に当該ニュースについてディスカッションを行い、各グループの意見を発表します。③最後に、全体でディスカッションを行います。このゼミの目標は、与えられたテーマに対して論理的思考ができること及び、それらを相手にわかりやすく伝えられることです。

 

(23) 冨増 和彦

【SDGsと企業活動】

このゼミでは、ゼミのテーマであるSDGs17目標と企業活動とのかかわりを研究するとともに、そうした活動を通じて資料作成・発表のスキルを高めて行きます。企業の事例を紹介する発表を、パワーポイントを使ってゼミで報告してもらいます。質問とそれへの回答なども経験することになるでしょう。こうした活動は、その後の総合演習や専門演習に活用できます。