研究内容

会計情報と意思決定に関する研究

担当科目

原価計算論Ⅰ,原価計算論Ⅱ,原価計算論総合研究,専門演習

プロフィール

福島県出身。公認会計士試験合格後,大手監査法人に勤務し,会計監査,IPO・M&Aコンサルティング等の業務に従事。海外派遣プログラムのメンバーに選出され,ハーバード大学に派遣後,BIG4のアムステルダム事務所において駐在員業務等に従事。本学会計大学院教授を経て現職。

愛知大学研究者情報データベースへ


田子ゼミ (Tago Seminar)

研究テーマ

投資家の意思決定に関する研究

内容

会計情報の利用者が会計情報等をどの様に利用しているかを考えたことはあるだろうか?簿記、会計学等の授業を通じて会計情報の作成については多くを学ぶが、作成された会計情報を情報利用者がどの様に利用しているかについてはあまり考えたことがないであろう。そこで本ゼミでは、会計情報の利用者のうち、主な利用者である投資家に焦点をあて、投資家が会計情報等をどの様に利用しているか、特にどの様な意思決定モデルに基づき理論上の企業価値や株価を算定しているか等を考察します。

本ゼミの研究テーマは、投資家の意思決定に関する研究ですが、 ゼミの真の目的は、研究に関する発表やグループディスカッション等を通じて自分の意見を人に伝えるプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を高めることです。そのため、投資家の意思決定に関するディスカッションを行う前に、毎回学生が自由なテーマを選んでグループごとにディスカッション及びプレゼンテーションを行い、当該能力を高めています。また、投資家の意思決定に関する研究においては、毎回担当グループがパワーポイントによるプレゼンテーションを行い、各パートを作成することによって、成果物として、1年を通じて全員で1つのパワーポイント資料を完成させます。この様に本ゼミでは、ゼミ全体を通じてプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を高める活動を行っています。