研究内容

組織の環境適応、組織変革プロセスにかんする理論的研究

担当科目

経営管理論Ⅰ・Ⅱ,経営戦略論Ⅰ,経営組織論Ⅰ・Ⅱ,外国書講読,専門演習

プロフィール

大阪生まれの大阪育ち。大阪市立大学商学部卒業後、同大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学。でも今まであまり大阪人(?)に見られたことはありません。趣味はスポーツ観戦、カラオケ、ドライブ等々。仕事にせよ、趣味にせよ、一度何かに関心を持つとそれに没頭する性格です。

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本多ゼミ (Honda Seminar)

研究テーマ

組織の環境適応と変革プロセス

内容

わたしたちは、日常生活の中で「○○が変わる」という表現を一度は耳にしたことがあると思う。またそれと同じくらい逆の表現、「○○が変わらない」も聞いたことがあるだろう。経営学では、この「○○」に「文化」、「戦略」、「構造」、「制度」、「システム」、「態度」、「行動」などの言葉を当てはめて考える。更に、この2つの表現は、「変わらないといけないのに変わろうとしない」、「変わろうとしても変われない」といった矛盾した関係として現実化することが多い。この問題は、学問的には「組織の環境適応プロセス」あるいは「組織変革プロセス」として重視され、また、ビジネスの実践でも、経営者などのマネジメント層や現場のメンバーなど、様々なレベルの主体がかかわって問題解決(あるいは発見)が試みられる最大の関心事の1つといっていいだろう。

上に述べた組織の環境適応の問題は、「成功する企業と失敗する企業の経営には一体どんな違いがあるのか」について考えることと同義である。そこで本ゼミでは、人間行動(心理)の変化を考える「ミクロ組織論」、組織構造や環境要因の変化を考える「マクロ組織論」、将来のドメインや競争手段の変化について考える「経営戦略論」の知識を幅広く学び、「組織」と「戦略」のつながりの観点から、企業経営の成功と失敗を分ける要因について考えていく。