研究内容

農林水産物・食品の輸出と輸入、産地および食品企業のマーケティング戦略、農産物流通、フードビジネス

担当科目

中国ビジネス論、中国国際経営論、アジア経営比較論、外国書講読、専門演習

プロフィール

出身:中国山東省青島市
学歴:東京農業大学大学院・博士(農業経済学)
職 歴:愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)
趣味:小動物の飼養、読書、登山、バスケットボールなど

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郭ゼミ (Kaku Seminar)

研究テーマ

フードビジネス、産地および食品企業のマーケティング戦略

内容

農業および関連の食品産業は、国民の食料を安定供給し、雇用の創出などの地域の経済を支えている重要な機能を有している。ところが、近年日本は少子高齢化の深化により、食品自給率の低下や食品市場の規模縮小などの大きな社会問題が発生している。今後、日本の食料安全保障や食品産業の持続可能な発展を実現するには、産地や食品企業の躍進というフードビジネスを戦略的に展開することが不可欠である。
本ゼミでは、人間の生活に欠かせない「食」を中心に、基礎的・専門的な知識を学んだうえで、日本国内の産地や食品企業のマーケティング戦略および、重要な輸出入相手国である中国での企業活動などを解明する研究活動を行う。
<3年生>①前期では、農業と食品産業に関する文献を読み、報告者が各自の担当部分に基づいてレジュメの作成と報告を行う。その後、ゼミ参加者全員でその報告内容を討論する。②後期では、グループワークを通じて、論文のサーベイや事例調査の方法など、卒業論文を作成するうえで必要とされる基礎的な知識について学習する。さらに、これらの方法と知識を活用し、自らの力で産地や食品企業の活動を分析・解明し、発表を行う。
<4年生>各自で設定したテーマに基づき、それぞれの研究について、問題意識、テーマ、分析方法、進行状況などを報告する。