経営学部は「経営学科」と「会計ファイナンス学科」から構成されています。
学科は入学時に、コースは2年進級時に決定します。
各学科の理念と目的
経営学科
経営、流通・マーケティング、情報、国際経営などの諸分野の基本的な知識と専門的な知識を体系的に習得し、経営学についての基礎的・専門的知識をもった有為な社会人材を養成する。加えて、経営学を中心としつつ、社会科学・人文科学・自然科学の諸科目を幅広く配置して、広い視野と豊かな教養・良識を備えた人材を養成する。更に、グローバル化と情報化に対応するビジネス語学科目、実践的な科目を配置して、語学や情報処理の実務的なスキル・知識を養成する。
会計ファイナンス学科
現在、企業の経済活動はグローバル化し、複雑化している。この傾向は特に会計及びファイナンスの分野において顕著である。会計ファイナンス学科は、このような経済的背景のもと、専門性の高い教育を体系的に行い、高度な会計学やファイナンスの理論を習得することを目的として設置された。この教育理念にしたがい、多様化する社会のニーズに対応できる人材、専門的な知識を活かしつつ、実社会で幅広く活躍できる人材を養成する。
コースの全体像
経営学部の各コースは、会社内の部署のイメージで捉えると分かりやすいでしょう。
各コースの概要
経営学科:伝統と先進のカリキュラムで、次代のビジネスリーダーをめざす人に。
- ビジネスマネジメントコース
このコースでは、会社経営全般を学びます。会社のトップが立てる会社全体の経営戦略の立て方、人事戦略の立て方はもちろんのこと、会社とはなにか、社会にとって会社の価値とはなにかといった本質的なことについても学びます。
- 流通マーケティングコース
このコースでは、会社が市場とどうコミュニケーションをとるのかについて学びます。具体的には、市場動向の分析、新製品開発、ブランド開発などについて研究します。 - 情報システムコース
会社経営を成功させるためには、正確な情報が必要です。会社は正確な情報を得るために、人間の頭では処理しきれないほどのたくさんのデータを集めます。このコースでは、コンピュータを使ってそれらの大量のデータを処理し、意味のある情報を取り出す技術と理論を学びます。
- 国際ビジネスコース
今日の会社経営は、日本国内のみで行なわれているわけではありません。日本の会社も海外に工場や販売拠点を作ってビジネスをしています。また海外の会社も日本に進出してきています。このコースでは、外国でのビジネスを行なうための理論と方法を学びます。
会計ファイナンス学科:公認会計士や税理士、銀行・証券業界などをめざす人に。
- アカウンティングコース
人間には健康状態があるように、会社にも経営の状態があります。このコースでは会社の経営状態を示す会計情報を作るため、および読むための理論と方法を学びます。
- ファイナンスコース
会社は製品やサービスを売ることのみで利益を生み出しているわけではありません。会社は金融を用いて利益を生み出すこともあります。このコースでは金融の仕組み全般を学ぶのみならず、企業の財務戦略についても学びます。
- ビジネスデザインコース
会計及びファイナンスの知見を軸として企業経営全般を幅広く学びます。経営分析やリスクマネジメントなど多彩な専門教育科目群で多角的なマネジメントスキルを身につけ、新たな価値を創造します。