新任の石原です

こんにちは、この4月から新しく赴任してきました、石原です。

私は主に1年生の英語のクラスを担当していますので、
今日はその英語のクラスについて少し紹介しようと思います。

愛知大学経営学部に入学した1年生は、週2回の英語の授業があります。
1つはリーディングを中心としたクラス、もう1つはTOEIC(資格試験)
の演習を中心としたクラスです。

私のリーディングの授業では、主に「読み方」に注目した演習をしています。
教科書に何が書いてあるかといった「内容」のみではなく、
今自分はどのように読んでいるのかという「方法」について、
なるべく自覚しながら英語の文章を読む練習を繰り返していきます。

考えてみれば、われわれが普段日本語の文章を読むときには、
無意識のうちに様々な読み方を使い分けています。
たとえば新聞のテレビ欄を読むとき、昨日のスポーツの結果を調べるとき、
好きな作家のエッセイを読むとき、新聞のニュース記事を読むとき、
推理小説を読むとき、ファッション雑誌を読むとき、詩を読むとき、、、

これは、英語で読むときも同じです。
この授業では、読み方を意識しながら英語の文章を読む練習を繰り返すことで、
効果的な(すなわち、迅速かつ正確な)文章読解力の育成を目指しています。
具体的には、1年間の授業の後、
1分間で150~200語程度のスピードで英語を読めるようになってほしいと思っています。

なんだか大変そうですが、実際の授業では、個人やペア、グループでの練習を取
り入れるなど、
なんとかクラスみんなで協同的に学習できる工夫をしているつもりです。
が、履修している学生のみなさんにとっては、
まだまだ不満なところや説明不足なところもあるかと思います。
それはまた、今後少しずつ改善して、よりよい授業にしていくということで。

石原知英