研究内容

異文化経営、国際経営、組織行動論、国際プロジェクトマネジメント

担当科目

異文化マネジメント,ヨーロッパビジネス論,外国書講読,専門演習

プロフィール

神奈川県出身。大学卒業後、IT企業にてERP事業に従事した後、イギリスBirmingham Business SchoolにてMBAとPhDを取得しました。イギリス滞在中は、格安航空券等を利用し、ヨーロッパ旅行を頻繁にしていました。海外生活から得たいろいろな体験を、講義やゼミで紹介していけたらと思っています。

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古川ゼミ (Furukawa Seminar)

研究テーマ

国際経営と異文化マネジメント

内容

国際的な企業では国籍に関わらず優秀な人材を採用し、多国籍の従業員が共に働いている傾向がみられる。このような企業では、従業員が相互に刺激し合い、創造性が高められることが期待される一方で、組織内における数々の問題点が指摘されている。また、大企業だけではなく中小企業でも、商習慣や消費者文化などの異文化理解が海外展開では必要になりつつある。そのため、多文化や多様性を理解し、組織を運営することが企業に求められている。

近年の研究結果では、国民文化、企業文化、組織文化、消費者文化への理解度が企業の成果や戦略に影響を与えることが示されている。また、組織内では、協働しているメンバーとの共有する経験によって文化が形成され、企業の効果性に影響を及ぼすことが明らかになっている。

上記を踏まえて、本ゼミでは、企業が多文化や多様性をいかにマネジメントしていくかということに問題意識を持ち研究を進めていく。

ゼミ内の活動において、3年次ではチームでテキストの輪読発表を行い、同時に研究テーマを決めてもらう。研究テーマは各チームで話し合って決めていく。原則として国際経営、もしくは、異文化経営に関連することが望ましい。また個人発表の機会も設ける。