古川です
愛知大学には、総合演習という科目があります。
専門科目ではなく、教養を身につけることが目的のゼミです。
私はその科目を受け持っていまして、今回は知多半島の地質、地形観察に行ってきましたよ。
天気がよく最高でした!
知多半島は深海堆積物の地層からできていますので、まずはその観察です。
場所によっては化石を見つけることができます。
ウニやヒトデ、二枚貝や巻貝、カニの爪などがあります。
↑これはウニのとげです。1700万年前のウニです!
学生が発見してとっても喜んでいました。すばらしい経験ですね〜。
篠島にも渡りました。
篠島は花崗岩の島です。この花崗岩は、名古屋城の石垣にも使われました。
地質的背景と歴史の関係を学ぶことはまさに教養だと思います。
ちなみに次回の課外活動は、名古屋城の石垣見学です。
花崗岩は硬い岩石で、削られにくいので、こんもりと盛り上がった地形になります。
蒲郡の竹島もそうですね。
その地形が見事な風景を作っていますよね。
風景のできる理由を知ることも素晴らしいことだと思います。
総合演習は、もうすぐ募集がはじまります。
教養を学べる多くのゼミがあるので、興味がある人は履修してはいかがでしょうか?