古川です
9/6に、最大震度7の北海道胆振東部地震が起きました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私も当日は学会出席のため、札幌におりました。夜中に大きな揺れにあいました。
そしてその後2日間は、電気、水、食料に不自由な生活となりました。
町全体が停電し、電気はもちろんエアコンも動かず、普段の生活の快適さがよくわかりました。
そしてもちろん信号も動きません。
特に、信号の動いていない夜の交差点の横断は非常に怖いです。
コンビニは、感覚的には20軒に1軒くらいの割合で開いていました。ほぼ閉店しています。
開いているコンビニは、車から電気を起こし、レジを動かしていました。
とはいえ、コンビニに入ってもおにぎりは売り切れです。ほぼスナック菓子で空腹をしのいでいました。
もちろんお店はどこも開いていませんが、店内に飲料水などの余裕があるお店は、それを配っていました。
こういう時の助け合いは素晴らしいと感じました。
空港もキャンセル待ちの人々で大混雑でした。
今回私が経験した震度は5強もしくは6弱でした。
揺れを感じたら机の下に隠れる、とか、揺れがおさまったら避難するとか習います。
しかし、一応プロだと思っている私は、全く反応できませんでした。机の下に隠れないと!などとは全く思いつきませんでした。
何か落ちてくるものはないかな?と考える余裕は全くありませんでした。
また、今回は夜中に起きた地震ですが、その中で避難行動に出るのも危険だと思い、日が昇るのを待ちました。
日中の行動についても、状況が次々に変わるので、全てその場で行動を決定しました。
電車、バスは動いていないので、歩きすぎて靴擦れが痛かったです。
このような災害は日本中どこでもあり得ます。
普段から備えることは大事ですが、やはり何よりも、臨機応変に行動できる知識が必要なんだと思いました。
要するに、地震や災害の仕組みを理解し、その後に起きうることを予測する力です。
今後は自然災害に関する教育によりいっそう力を入れようと思いました。