4位入賞!「全国学生対抗円ダービー」

こんにちは。そして、お久しぶりです。会計ファイナンス学科の一木(イチキ)です。
先日はオープンキャンパスにご来場いただき、ありがとうございました。
おかげさまで、今年も大盛況となりました。
 
さて、今日は経営学部に多々ある「キラメキ」の1つをご紹介したいと思います。
この度、日本経済新聞社の開催する「第12回 全国学生対抗円ダービー」という大会にて、
我がゼミの有志6名(4年生5名+3年生1名)で結成したチームが4位に入賞しました。
8月1日付の日本経済新聞の紙面でもすでに報道されていましたね。

この大会は、月末の円相場を予想して、その予想の精度を競う、毎年行われている大会です。
たぶん、ですが、ファイナンスを学ぶ全国の学生にとっては恒例のイベントとなっています。
というのも、私も10年前、学生の頃に出場し、惨敗した記憶があります。
5位までが入賞ですので、入賞するのは難しい大会なのですが、彼らは見事に全国の4位に輝いたわけです。

素晴らしいのは入賞という結果だけではありません。
実はこのチームの4年生5名は、昨年もこの大会に出場し、全国437チーム中419位と見事な大敗。
「今年こそは」と意気込んで、昨年と同じ5名に、やる気あふれる3年生1名を加えて今年も出場したわけです。
 
今年は就職活動の合間を縫って、4月から活発に議論を開始。
ゴールデンウィーク中でも大学に集まり、夜まで活発に議論して頑張りました。
その結果が4位。見事にリベンジできました(ついでに私も10年前のリベンジができました)。

私は、この子たちが自ら必死に勉強し、チームで支え合い、寄せ集めのメンバーから強固な仲間へと発展していく姿、
もがいて、もがいて、もがき苦しんだ末に、栄冠を掴み取ったプロセスを見てきました。
感動しました。もちろん指導すること自体は大変でしたが、教員として、彼らを指導してきてよかったと思います。

彼らのように、必死にもがき頑張る学生はたくさんいます。

学問、スポーツ、その他の課外活動、、、学生が力を入れていることは様々です。
しかし、そのすべての学生に、よい結果が待っているとは限りません。
勝者がいれば敗者もいます。それが競争です。現実は厳しいのです。
だからこそ、共に戦う仲間が必要になります。苦しいとき、辛いとき、支え合いながら努力する仲間です。

栄冠を掴んだこともよかったのですが、今回の大会を通して、彼らは本当の仲間、
一生の学友になれたと思います。おまえら、本当によかったな。