期末試験を採点してみて

マーケティングの太田です。
出張、期末試験の採点があり御礼が遅くなってしまい申し訳ございません。
オープンキャンパス(OC)にご来場いただいた方々には、改めてお礼申し上げます。
今年のOCは過去最多の来場者があったようでして、大変ありがたく思っております。
とりわけ経営学部には多くの受験生の皆さん、親御さんにお集まりいただきました。
集まっていただいた皆さんの数、そして、OCへの姿勢、まなざしより、本学の経営学部は、こんなに期待されているんだ!と実感いたしました。
かような期待にこたえられますよう、スタッフ一同研究教育に邁進して参ります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、
テストの採点がようやく終わり、夏休みに突入です。
テストの採点をしていて気になったことがあります。
流通総論のテストで、業種と業態の違いを述べよという問題を出したのですが、
その答えに、
業種とは、販売している財の物理的特徴に注目して識別したものであり、
業態とは、営業形態に注目して識別したものである。
という答えが非常に多くありました。
こういった答えは、すべて×。
10点配点の問題ですが、0点にしています。
なぜか?
それは、「なにを」物理的特徴、営業形態で識別したかが書いていないからです。
英語でいうところの目的語がないんですね。
業種、業態は、
商業者を
識別するときの用語として講義では説明しました。(あくまでも、流通総論の講義中における、業種と業態という用語の使い方ですよ)
「~を」という部分のない答案が本当に多かった。
びっくりするくらい多かったのは残念です。
テストは、友人にメールを送っているのではありません。
何かを説明する際は、何について説明しているのか、明確に分かるような文章を期待します。
特に大学においては、そのような文を書くことが求められます。
追伸:お前のブログの日本語はおかしいって突っ込みは受け入れませぬぞ。