春ですねぇ

太田@マーケティングです。

春ですねぇ。

ここ1週間くらい、非常に教員冥利に尽きる日々を過ごしています。

1日は、卒業判定の日。卒業が決まった4年生が、私の研究室に「無事、卒業ができることになりました」と多数挨拶に来てくれました。(つい、さっき来た学生もいたのですが)
みんな晴れやかな顔をしています。
彼・彼女らに聞くと、なんとなくゼミのメンバーが学食に集まって、ゼミの思い出を口々に話していたというではありませんか。彼らが言うには、ゼミ生同士そんなに仲良くないと思っていたけど、自然に集まって自然に話をしているというのです。誰が主導するわけでもなく、自然に仲間が集まる、自然に話が盛り上がる。ゼミをやってよかったなぁと思う瞬間でした。
彼らと、卒業式で会うのが楽しみで仕方ありません。彼らは、卒業式では、もっと晴れやかな顔をしていることでしょう。

また、ここ1週間くらい、OB・OGが私を訪ねてくるのです。
懐かしい顔に会えるというのも、うれしいものです。OB・OGと思い出話、近況、将来についてなどの話をするのは、学生時代の彼らと話すのとはまた違った感覚なんですね。教え子だった諸君が、大人になっている。教え子なんだけど、立派な大人と話をしているという感覚です。成長した教え子と話ができるのも教員冥利に尽きます。

1週間前、久しぶりにOBから連絡があったその数時間前、私自身が自分の指導教授にメールしていました。

「特に用はないのですが、先生と久しぶりにお会いしたいです。」

私の指導教授は多忙な教員なのですが、上のような私のくだらない要望をあっさり受け入れてくれまして、3年ぶりで月末に会うことになりました。
自分が教員になって、教え子が訪ねてくるのが楽しくて仕方ないって話を、私の先生にしたら先生がどんな顔をするか楽しみです。