年度末

こんにちは、石原です。

本学では先日、卒業式・学位授与式が挙行されました。
卒業生のみなさん、おめでとうございます。
愛知大学で学んだことや経験したことを存分に発揮し、社会に還元してください。

と、送り出すと同時に、あと1週間程で新年度ですから、新入生を受け入れる準備も整えなければなりません。
英語科としては、さっそく4月1日、1年生の英語クラスを編成するための試験があります。
(新入生のみなさん、覚悟しておいてくださいね。)

それから個人的には、授業と連動させたウェブの利用を本格的に始めようと考えていますので、最近はもっぱらその準備をしています。

愛知大学では、eラーニングのプラットフォームとしてMoodle(ムードル)を利用することができます。
Moodleは、いわゆるLMS(学習管理システム)の1つで、授業ごとのウェブサイト(コース)を立ち上げることで、そのコース内での電子ファイルの配布や回収、小テストや採点など、様々な活動が容易にできるような工夫がされています。

2010年度の私のクラスでは、授業で使うプリントや、授業で扱った問題の答えや解説など、主に資料の配布のためにMoodleを用いていましたが、
2011年度からは、それらに加え、ライティング課題を学生間で相互評価させたり、小テストを実施してスコアを分析したりと、もう少し積極的に利用しようと思っています。
(が、まだまだ手探り状態で、、、間に合うのか不安です。)

それにしても、情報通信技術の発達に伴って、学習環境もどんどん進化・変化していくものですね。
私が学生の頃は、ちょうどLL教室からCALL教室に切り替わる頃でした。うーん、隔世の感があります。

私も一教員として、時代とともに進化するこれらのツールをうまく使いながら、また従来型のいわゆる対面式の授業実践と組み合わせながら、より効果的な学習環境を構築していかなければ、と思っています。