劇団四季による美しい日本語発声講座

マーケティングの太田です。
現在(7月17日14時25分)愛知大学豊橋校舎でオープンキャンパス・開催中!
まだの方は、急いでください。
今日こられなかった方は、7月30日(土)、31日(日)名古屋の愛知大学車道校舎でオープンキャンパスを開催します。そちらでお待ちしております!
7月11日(月)の小生の専門演習(ゼミナール)では、新名古屋ミュージカル劇場で上演中の
ミュージカル『夢から醒めた夢』(8月28日千秋楽)に出演中の有賀光一さん、田中廣臣さん2
名の俳優さんをお招きし、劇団四季の発声法の講義をしていただきました。
劇団四季は、台本に書かれた言葉を客席に正確に届けることを大切にしている劇団です。

それゆえ、四季には、言葉をはっきり伝える方法論があります。
ゼミナールでは、どのように発声すると言葉が聞き取り易いかについて、方法論の1つである母音法を教えていただきました。

「言葉の一語一語は真珠の粒である。真珠の粒が連なって言葉ができている」
という説明が印象的でした。
たしかに一語一語がはっきり聞こえないと、何を言っているのかわかりませんよね。
四季では、セリフをすべて母音だけで発して、その後、子音も入れて発声する方法を用いているようです。
授業でも学生諸君とともに母音法を実践しました。
母音法を学んだ上で、口の開きを意識してア行からワ行まで発声すると、
50音と一口に言っても、発声しやすい音、発声しにくい音があると分かりました。
また、前の音の口の開き方が次の音を出す際に大きく影響することもわかりました。

まさに一語一語を真珠の粒のごとく大事に発声することが、聞き手に聞こえ易いことを学べた有意義な時間でした。
講義を聞いた学生諸君は、ゼミナールやパブ・フェスで実践してもらいたいと思います。

私も講義で実践してみよう!