こんにちは、英語担当の石原です。
愛知大学の暦では、昨日で秋学期の追試が終わり、いよいよ学生のみなさんは春休みに突入です。
さて、教員というのは、校種(小・中・高、大学その他)にかかわらず、しばしば「休みが長くていいですねー」と言われております。
たしかに大学教員は、企業でバリバリ働いている方々に比べると、時間が拘束される仕事量は少ないですね。
(一方、中・高の教員は、部活や補習や会議や面談やなんやらで、仕事の拘束時間がものすごく長いんですけど、実は外からはあまりそのように見えていないんですよね。)
ただ、学生が春休みに入るからと、教員も完全休暇になるというわけではありません、当たり前ですけど。
大学教員は春休み期間に何をしているのか、といいますと・・・
大学レベルでは、学部や大学院の入試が続きます。
それから、来年度や再来年度のスケジュールなどについての打ち合わせや会議をします。
英語科でも、来年度以降のカリキュラムの調整やクラス編成についての打ち合わせ、図書の整理など、こまごまと動いております。
個人レベルでは、まず、秋学期の成績を出します。
学生のみなさんもレポートを書くのも大変でしょうが、読む教員もなかなか大変です。
この時期には授業評価アンケートの集計も返ってきますので、それを参考に今年度の反省をします。
それから、来年度の授業の準備(シラバスの作成と教科書の選定)をこの時期にします。
一旦授業が始まると、授業の狙いや進め方、教科書や資料などを大幅に変更することが難しいですから、この時期にわりとしっかり固めているのです。
また、私の専門とする分野の学会の多くは、4月から5月にかけて学会発表や論文投稿の募集が出ますので、それに向けて、1年間の研究成果をある程度まとめておきます。
ということで、我々もわりと充実した毎日を過ごしております。
在学生のみなさん、受験生のみなさんも、ぜひよい春休みを過ごしてください!