彼岸花

矢田です

 名鉄河和線「半田口駅」近くを流れる矢勝川(やかちがわ)まで、彼岸花を見に行ってきました。近くには新美南吉の童話『ごんぎつね』の舞台とされる権現山(ごんげんやま)があります。

 その『ごんぎつね』の中に、「赤いきれのように咲き続く」彼岸花の描写があることから、それにちなんで矢勝川には、約二キロメートルにわたって、土手の斜面いっぱいに三百万本もの彼岸花が植えられています。

 今年は満開の時期が少し早かったのか、いささか色あせてはいましたが、川の両岸が真っ赤に縁取られ、美しい景色が眼前に広がっていました。

 写真は、土手の斜面を赤く染める彼岸花と新美南吉の生家(復元)です。