こんにちは、英語担当の石原です。
今日は、私が担当する入門ゼミの紹介をしようと思います。
私の入門ゼミは「英日翻訳演習」と銘打ち、
グループで分担して映画字幕の作成に取り組んでいます。
今年度の素材は、私の独断(学生時代の彼女がヒューグラント好きだったとかど
うとか)で、Notting Hill(邦題「ノッティングヒルの恋人」)です。
この映画は典型的なラブコメで、セリフの端々に効いているウイットに面白さが
あります。
字幕翻訳では、そのあたりのニュアンスを含めながら、
セリフ1秒につき4文字までという制限文字数内で訳をつけていきます。
今は各グループ、字幕表示タイムスタンプの入力と素訳に取り組んでいるところ
です。
ここから2回の推敲を経て字幕を完成させ、学期末に上映会をする予定です。
状況を踏まえた正確な英語の理解に加え、どこまで日本語訳の適切さ・うまさに
迫れるか・・・
これまでなにげなく使っていた日本語に対する言語感覚の鋭さが問われます。
学生はかなり大変そうですが、私は今から完成が楽しみです。