研究内容

統計モデルによる消費者行動分析,小売業の POS データ・アンケートデータ解析

担当科目

消費者行動論Ⅰ・Ⅱ,マーケティング・リサーチ,外国書講読,専門演習

プロフィール

名古屋市生まれ,岐阜県育ち。慶應義塾大学商学部卒業,筑波大学大学院経営システム科学専攻修了(経営学修士),同大学院企業科学専攻修了(経営学博士)。百貨店や製造業で総務人事・マーケティングを担当。2018年から岐阜聖徳学園大学専任講師,准教授を経て,2021年より現職。

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山田ゼミ (Yamada Seminar)

研究テーマ

行動・態度データに基づく消費者行動の分析、商業施設のマーケティング戦略の研究

内容

問題解決力、対人対応力を高めることを目的に演習を進めていきます。問題解決力とは、自らまたはグループで企業等を取り巻く問題を抽出し、調査(資料の収集やデータの取得)に基づいて解決策を提示すること。対人対応力とは、一方的に話したり相手を説き伏せるのではなく、さまざまな考えをもっている人との意見交換を通じて理解や共有共感を深めていくことを意味します。したがって、3年次には、問題抽出、対人対応力を高める内容で進めていきます。具体的には、グループ単位で企業のマーケティング活動に関する問題の抽出、文献の収集や企業への取材、アンケート調査等によって情報収集や分析を行い、合同討論会(プレゼン大会)で発表するまでを中心に行います。4 年次には、卒業論文執筆を個人単位で進めていきます。具体的には、消費者行動や企業のマーケティングに関する量的データ(数値によるデータ)、質的データ(言葉によるデータ)を取り、そこから導き出せる企業等の問題に対する解決策を論文としてまとめていきます。なお、途中にはPower Pointをつかって中間発表をおこないます。

このように、本ゼミでは本を読むこともしますが、消費者や企業の状況、企業等で使われているデータをつかった応用事例について学ぶことで問題解決力や対人対応力を身につけることを目標に進めていきます。