研究内容

財務会計(特に負債会計、資本会計、概念フレームワーク、および連結会計)

担当科目

商業簿記初級,商業簿記中級,上級簿記,財務会計論総合研究,制度会計論,専門演習

プロフィール

1974年6月大阪生まれ,京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了,博士(経済学)。帝京大学専任講師,高崎経済大学准教授などを経て2014年4月より現職。趣味はドライブです。いろんな所にドライブして,そのついでに温泉に寄るのが好きです。マイペースで少しずつ研究・教育活動を進めたいと思います。

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池田ゼミ (Ikeda Seminar)

研究テーマ

日本の会計制度の多角的研究

内容

企業や投資家が国境を越えて活動する現在、会計の領域にも国際化の波が押し寄せている。会計の国際化は、主に会計基準の国際化という形で進展している。会計基準の国際化は、国際会計基準審議会(IASB)を中心に進められている。欧州連合(EU)が 2005年に、IASBが公表する国際財務報告基準(IFRS)を導入しており、その他の多くの国も、IFRSを導入している。日本でも、現在、大半の上場企業はIFRSを選択できる状態にあり、実際にIFRSを導入している上場企業もある。

しかし、会計基準の国際化を理解するには、日本の会計についても理解を深めなければならない。日本で勉強し、日本の社会で活動する以上、日本の会計についても理解する必要がある。そこで、 本演習では、日本の会計基準を中心に、様々な会計問題について、概要および問題点を研究していく。

まず、日本の会計制度のあらましを明らかにし、そして、日本の会計制度の中心となる会計基準について、詳細に研究する。そしてそれを踏まえ、会計制度や会計基準に関する主要なトピックについて、深く研究を進めていく。